NEDO
Our Projects
私たちはこれまで数多くのプロジェクトを実行してきました。
ここでは代表的な活動と報告を紹介します。
HELP NEPAL PROJECT
2015年、ネパールは大震災に見舞われました。私たちは、被災直後から有志とHELP NEPAL PROJECTを立ち上げ飲料水や医薬品の提供、被災地を巡回される医療チームに医療活動への資金提供を実施して参りました。
⚫︎奨学金支給
日本のような義務教育制度が存在しないネパールでは経済的な事情によって突然学校を辞めなければならない子供たちが珍しくありません。
私たちは、30年以上前のNEDO発足当初から奨学金事業を実施してきました。
奨学金支給式では、多くの子供たちが支給金を嬉しそうに手にしていました。
⚫︎教育備品寄贈
本事業は、設備が不十分な学校や被災地にパソコンやプリンター、図書等を寄贈し、教育環境の改善を図っている事業です。
被災後、精神的に傷ついた子供達を世界の夢ある優れた教材と繋ぐことで、前を向いて力強く歩み出してほしいという思いから、TIFA(宝塚市国際交流協会)から一部助成を受けつつ数多くの教育備品を寄贈することができました。
Reports
●NEDO奨学生 カマル・ラミチャネさん自叙伝を出版 NEDOの奨学金を受けてられたカマル・ラミチャネさんが2020年度に自叙伝を出版されました。 視覚障害をお持ちですが、日本に留学され、東京大学で博士号(先端学際学 障害学)を取得され、2015年より筑波大学人間系准教授として活躍されています。 障害の有無に関わらず、「誰もが望めば合理的は配慮のもと地域普通学級で学べる」インクルーシブ教育の重要性を 自らの体験を踏まえて、世界に発信されてこられましたが、ネパール語の自叙伝を出版されました。 NEDO代表との出会い、NEDOからの支援についても触れられています。 今や、ネパールでは、テレビや新聞にもよく登壇され、ネパールの障がい者の地位向上とインクルーシブ教育の重要性を訴えられる第一人者。閉鎖的なネパール社会の革命者的な存在です。 ネパール語のインタビュー番組も多く動画アップされています。カマルさんがネパール社会を変革すべく活躍されることを、今後も期待したいと思います。 自叙伝では、来日後大変だった時期にNEDO代表と出会い、NEDOの支援を受けて、ありがたかったと記しておられます。